こんにちは、なかよし図書館です
11月の本を紹介します
〈イチゴ0歳児〉
「はじめて 11月号」
〈イチゴ1歳児〉
「ぼとぼと おっこちた」
柿の実が熟れて、ぼとぼとおっこちた。みかんの実も、かりんの実もおっこちた。木からいろいろなものがおちてくる様子を、愉快な音と、鮮やかな色で表現しました。めくると本当に木からおちてくるように見える、縦開きの絵本です。はっきりした色合いと、いろいろなものが次々におちてくる楽しさが、赤ちゃんをひきつけます。
〈サクランボ〉
「みんな おっぱい のんでたよ」
「もう赤ちゃんじゃないよ」と、子リスはせっせとドングリを食べています。ページをめくると「赤ちゃんのときは、母さんのおっぱい、こくこく飲んでたよ」肉を食べているライオンの子も、貝を食べているラッコの子も、赤ちゃんの時は「おっぱいこくこく」……。同じように、ゴリラやイルカやコウモリも登場。柔らかな文章と、生き生きとした動物たちの絵が組み合わされた絵本です
〈リンゴ〉
「とんだ とんだ はっぱがとんだ」
枝の葉っぱが風でがかさかさ揺れています。黄色い葉っぱは空高く、小鳥と一緒に飛んでいき、赤い葉っぱは水の上、魚と一緒に泳ぎます。茶色の葉っぱは地面に舞いおり、こねずみたちとでんぐりがえり。こねずみたちの視点で、色鮮やかな葉っぱが舞い散る様子を躍動感たっぷりに描きます。リズミカルなことばと貼り絵で表現した秋にぴったりの絵本です。
〈バナナ〉
「こざるの るすばん」
おばあさんが山の中で営む小さな温泉。優しいおばあさんは、温泉に入りたいこざるのことも歓迎してあげます。ある日、おばあさんの留守にお客さんがやってきました。こざるは、いつもおばあさんがしてくれるおもてなしを思い出して、温泉にやってきた親子をもてなします。接客に奮闘するこざるを、思わず応援したくなるお話です。
〈メロン〉
「しか」
むこうから何かが近づいてくる…鹿だ。立派な角に、黒々とした瞳。野生の生き物と対峙する張り詰めた一瞬を力強く描かれた作品です