こんにちは、なかよし図書館です
今月の本を紹介します
〈イチゴ0歳児〉
「はじめて 10月号」
〈イチゴ1歳児〉
「ふかふか ぺたぺた」
柔らかいパンをさわると、ふかふか。ぬいぐるみは、もこもこ。畳に寝転べば、ざらざら。レースのカーテンは、さらさら。草の上を歩くと、ちくちく。小さな子が、身近にあるいろいろな物にふれたときに全身で感じる感触を、その子の楽しそうな様子とともにいきいきと描きます。リズミカルな音が楽しく、いろいろな物にさわってみたくなる絵本です。
〈サクランボ〉
「たべもの」
もこもこ さといも、ほこほこ さつまいも、ぱりぱり たくわん、つるつる うどん……ごく身近な食べ物と、その食べ物にぴったりの音を組み合わせた詩の絵本です。音から伝わる食べ物のおいしさが想像できるので、「この食べ物はこんな音かな?」と、食べ物や食べることに興味をもつことができ、食事がいっそう楽しくなるでしょう。
〈リンゴ〉
「おいしい めだまやき」
めだまやきを食べたい姉妹が、にわとり小屋に卵をとりにいきます。でも、小屋に卵はありません。「こけっこ こけっこ さがしてごらん」とにわとりが歌いだし、姉妹はお庭のどこかにある卵を探します。見つけたと思ったら、白いボールだったり、毛糸玉だったり……。姉妹がおいしいめだまやきを食べるまでを描いた、絵探しが楽しい絵本です。
〈バナナ〉
「すいっとぽてっと」
女の子とヤマネコが、一緒にスイートポテトを作ります。食いしんぼうなヤマネコは、出来上がりが待ちきれません。スイートポテトを「すいっとぽてっと」と聞き間違えて、「すいっとぽてっとの歌」を歌って踊って、いまかいまかと待ちわびます。この絵本を読んだあとは、スイートポテトを作りたくなること、食べたくなること、間違いなしです。
〈メロン〉
「げたばこマンション」
あっちゃんは夜更けに、かすかな話し声で目が覚めました。話し声は、どうやら玄関の下駄箱から聞こえてきます。あっちゃんがそっと下駄箱をのぞいてみると、そこには革靴やハイヒール、下駄や長靴たちが、それぞれ個性豊かな部屋で暮らす世界が広がっていました。不思議さと美しさに満ちた、げたばこマンションの世界へようこそ。